2006年大空に向け、市民の夢が実機に描かれた。
1170通もの個性溢れる作品の中から選ばれた、小学生の女の子が描いた夢。
我々のまちの象徴ともいえるコウノトリが四葉のクローバーをくわえ大空を舞っている。
この豊岡の巣から飛び立ち、それぞれの地域に幸せを運び、行った先々から幸せを運んでこのまちに戻ってくる。そんな夢を乗せた飛行機だ。
ついに機体の塗り替え時期が来てしまった・・・
その絵が剥がされるのである。
そして本日、4年近く各地を飛び回り、我々の夢と希望、そして幸せを運んでくれた「夢ひこうき」が、コウノトリ但馬空港への最終就航の日を迎えた。
4年前、多くの友がこれを実現させるため走り回り、時間関係なく会議を行い。涙あり、笑いあり、時には言い合いをしながらかなえた実機へのペイント。
当時を思い出し、何とも言えない気持ちになった。
ただ、ただ・・・感謝、感謝・・・・
今は、この「夢ひこうき」に感謝し、我々の思い描く東京直行便実現に向け前進して行きたい。